【2026年最新】AppSheetと比べるノーコードDBおすすめ11選

2026年最新版。AppSheetと比べるノーコードDBを11製品、公式サイトの記載だけで比較しました。料金・無料枠・提供形態を同じ項目で並べ、確認できなかった点は「不明」と書いています。

平山耕司(TAKE A株式会社)最終更新 2026年9月3日

AppSheet は Google のノーコードアプリ開発ツールで、その中の AppSheet データベースが、アプリの読み書きするデータの置き場です。データベースそのものが主役の製品と比べたときの分かれ目は3つで、行数の上限が1データベースあたり Free 1,000行・Starter から Publisher Pro まで 2,500行・Enterprise Plus 200,000行と刻まれていること、API での読み書きが Enterprise プランのみであること、数式とロールアップがデータベースエディタではなくアプリエディタ側にあることです。

この記事は AppSheet を含む11製品を公式の記載だけで同じ項目に並べ、AppSheet をいま使っている人が「続けるか、データの置き場だけ外に出すか、丸ごと移るか」を決められるようにしています。順位は付けず、確認できなかった項目は「不明」と書いています(2026年時点)。

AppSheet をいま使っている人が先に確かめる4つの数字

  • 有料にしても 2,500行のまま。桁が変わるのは Enterprise Plus だけAppSheet データベースの行数上限は Free 1,000行、Starter($5)・Core($10)・Publisher Pro(1アプリ月$50)が 2,500行、Enterprise Plus($20)が 200,000行で、いずれも1データベースあたりです。いちばん高い Publisher Pro でも 2,500行のままで、桁が変わるのは Enterprise Plus だけです。11製品で有料の入口プランがこれより小さいのはプリザンターのライトプラン(1,000行)だけで、Airtable Team は 50,000、NocoDB Plus は 50,000、サスケWorks Light は 50,000件、Notion は全プラン共通で 250,000行、TeamLog は 20,000です。kintone と Baserow は上限を設けていません。
  • API で読み書きできるのは Enterprise プランのみ公式ヘルプの Invoke the API に「This feature is supported for Enterprise plans only.」とあり、AppSheet の API は Enterprise プランに限られます。11製品で API に条件が付くのは、ほかに NocoDB(Free 1,000回から Scale 500万回まで月あたりの回数上限)、PigeonCloud(有料オプション)、サスケWorks(Light Plan では使えない)の3製品です。条件なしで使えるのは Airtable・Baserow・kintone・Notion・プリザンター・SmartDB・TeamLog の7製品です。
  • 数式とロールアップは、データベースではなくアプリの側にあるAppSheet の数式はアプリエディタの App formula・初期値・仮想列で設定し、データベースエディタの列データ型に数式型はありません。関連レコードの集計も仮想列と式で行い、データベースエディタのサマリー行(Count/Avg/Min/Max/Sum)は表示だけでアプリには反映されません。11製品で数式・計算列をデータベース側に持たないのは AppSheet だけです。ロールアップは kintone が非対応、サスケWorks は公式に記載が見つからず不明で、残る8製品は持っています。
  • セキュリティ認証は11製品で最多の6つ。日本語とAI学習利用は不明AppSheet が挙げているのは ISO/IEC 27001・ISO/IEC 27017・ISO/IEC 27018・SOC 2 Type 2・GDPR・HIPAA の6つで、11製品で最も多い数です(次点は kintone・Baserow・サスケWorks の3つ)。一方で製品サイトに日本語版が無く、日本語対応とデータのAI学習利用は公式の記載が見つからないため、この記事では「不明」としています。日本語の画面が公式に確認できるのは kintone・PigeonCloud・サスケWorks・SmartDB・プリザンター・Notion・TeamLog の7製品です。

AppSheet とノーコードデータベースは何が違うのか。数式と行数の置き場所

AppSheet は、スプレッドシートやクラウド上のデータからスマートフォンのアプリを作るツールで、AppSheet データベースはそのアプリが読み書きするための表です。この記事に並ぶ他の10製品は、表そのものが製品で、アプリはビューやフォームとして表の上に乗ります。同じ「ノーコードで表を扱う」でも、主役がアプリ側にあるか表の側にあるかが違います。

この違いがいちばん見えるのは、数式と集計の置き場所です。AppSheet では列に数式型を持たせるのではなく、アプリエディタの App formula や仮想列に式を書きます。関連レコードの合計も同じで、データベースエディタのサマリー行は画面に出るだけでアプリには渡りません。表を先に完成させてからアプリを作る手順を想定していないので、表単体を業務の台帳として育てる使い方には向きません。公式ヘルプにも「An AppSheet database can't be made public.」とあり、データベース単体を公開する形は取れません。

行数の刻み方にも同じ考え方が出ています。上限は1データベースあたりで、Free 1,000行、Starter・Core・Publisher Pro が 2,500行、Enterprise Plus が 200,000行です。アプリの試作と小さな業務を想定した数なので、台帳を1本ずつ太らせる使い方だと早く当たります。ただし AppSheet は Google スプレッドシート・Excel(Office 365)・Cloud SQL・BigQuery・Airtable・Smartsheet・OData など19の接続先を外部連携に挙げているので、行が増えたときの分かれ道は「AppSheet をやめるか」ではなく「データの置き場だけを外に出すか」になります。

AppSheet を続けるか、データベースだけ外に出すか。決める前の3つ

AppSheet データベースに置き続けるか、外のDBに繋ぎ替えるか

AppSheet の外部連携には Google スプレッドシート・Excel(Office 365)・Cloud SQL・BigQuery・Airtable・Smartsheet・Salesforce・OData・REST API などが並んでいます。つまりアプリはそのままで、行の置き場だけを別の製品に移す形が取れます。丸ごと乗り換えるのか、アプリだけ残すのかで比べる相手が変わり、アプリを残すなら AppSheet が接続先に挙げている製品か(この11製品では Airtable です)、丸ごと移るなら画面とフォームまで揃っているかを見ることになります。

確認:いま AppSheet で作っているのはアプリか、それとも表そのものか

行数の上限が、いくらのプランで何行になるか

AppSheet は1データベースあたり Free 1,000行、Starter と Core と Publisher Pro が 2,500行、Enterprise Plus が 200,000行で、データベースの本数も Free・Starter が5本、Core・Publisher Pro が10本、Enterprise Plus はユーザーあたり200本と決まっています。Enterprise Plus の購入には Google Workspace の管理者権限が必要と公式にあります。他の製品は上限の付け方が違い、Notion は全プラン共通で1データベース250,000行、PigeonCloud は1テーブル3,000万件、サスケWorks は 10,000件ごとに月¥1,000で追加でき、kintone と Baserow は上限を設けていません。SmartDB は公式に記載が見つからず不明です。

確認:いちばん行が多い表の件数と、これから1年で増える件数

API と自動化を、どのプランから使う前提でいるか

AppSheet の API は Enterprise プランのみです。オートメーションそのものはプランの条件なしで対応していますが、外のシステムから読み書きする口はプランで閉じています。他の製品では NocoDB が回数(Free 1,000回から Scale 500万回まで月あたり)、PigeonCloud が有料オプション、サスケWorks が Light Plan では不可という形で条件が付き、Airtable・Baserow・kintone・Notion・プリザンター・SmartDB・TeamLog は条件なしです。自動化の回数に上限があるのは NocoDB(100回から250,000回)、PigeonCloud(基本プランは月100ステップ)、TeamLog(1データベース日次50回、AIを含む処理は1件につき日次10回)です。

確認:APIを使う予定があるか、あるならどのプランを買う想定か

AppSheet と並べて見る

11

提供形態
日本語対応
  • 対応
  • 不明・条件付き
  • 非対応
製品基本情報セキュリティ連携機能
製品料金提供形態無料枠日本語対応データのAI学習利用セキュリティ認証外部連携対応する会議ツール入力経路専用ハード不要話者分離
TAKE A株式会社TeamLog の公式サイトTeamLog月1,980円(会議30件/月・AI 800万トークン/月)公式サイト月1,980円(会議30件/月・AI 800万トークン/月)クラウド会議10件/月(月次リセット)×利用しない取得なしSlack・Notion・Salesforce・HubSpot・Google Drive・APIGoogle MeetMeet字幕・タブ音声・マイク録音・ファイル取込
AirtableAirtable月$24(1シートあたり。年払いなら$20。50,000レコード/ベース、25,000回の自動実行、20GBの添付)公式サイト月$24(1シートあたり。年払いなら$20。50,000レコード/ベース、25,000回の自動実行、20GBの添付)クラウドFree プランあり(1,000レコード/ベース・1GBの添付)不明学習に使用しない(Airtable も AI ベンダーも顧客データをモデルの学習に使わない)SOC 2Slack・Google Drive・Jira・Salesforce不明不明
Google LLCAppSheet月$5(「$5USD /user/month」。基本的なアプリ/オートメーション機能、スプレッドシートとクラウドファイルストレージへの接続、AppSheet データベース。AppSheet データベースは 2,500行/DB・5DB まで。料金ページの切替は Monthly のみで年払い表示なし。)公式サイト月$5(「$5USD /user/month」。基本的なアプリ/オートメーション機能、スプレッドシートとクラウドファイルストレージへの接続、AppSheet データベース。AppSheet データベースは 2,500行/DB・5DB まで。料金ページの切替は Monthly のみで年払い表示なし。)クラウド無料プランあり(プロトタイプ用・テストユーザー10人まで・AppSheetデータベースは1,000行/DB・5DBまで)不明不明ISO/IEC 27001・ISO/IEC 27017・ISO/IEC 27018・SOC 2 Type 2・GDPR・HIPAAGoogle スプレッドシート・Google フォーム・Google ドライブ・Google カレンダー・Google ドキュメント・Gmail・Google Chat・Google Apps Script・BigQuery・Cloud SQL・Microsoft Excel (Office 365)・Dropbox・Box・Airtable・Smartsheet・Salesforce・OData・Apigee・REST API不明不明
Baserow B.V.Baserow月$12(すべてのビュー、XML/JSON/Excel 書き出し、行コメント、個人ビュー、チャートウィジェット、AI機能)公式サイト月$12(すべてのビュー、XML/JSON/Excel 書き出し、行コメント、個人ビュー、チャートウィジェット、AI機能)クラウド+自前サーバーOpen source プランが常に無料(行数・ストレージ・オートメーションのクレジットは無制限、外部アプリ利用者500人まで)不明学習に使用しない(Zero Training: 顧客データをプロンプト・出力・表の中身とも自社モデルにも提供元モデルにも学習・微調整に使わない)SOC 2・GDPR・HIPAAREST API・Webhook・Zapier・Make・n8n・Pipedream・Power Automate・Power BI・Notion・GitHub・GitLab・Figma・Tally・MCP(Claude・Cursor)不明不明
サイボウズ株式会社kintone月1,000円(1ユーザーあたり月額(税抜)。🚨 最小10ユーザーから。初期費用無料・1か月から契約可能)公式サイト月1,000円(1ユーザーあたり月額(税抜)。🚨 最小10ユーザーから。初期費用無料・1か月から契約可能)クラウド30日間の無料お試し(継続の無料プランは無い)×学習に使用しない(入力データがAIモデルの学習目的で保存・利用されることはない)ISO/IEC 27001・ISO/IEC 27017・ISMAPSlack(プロセス管理の通知)・Webhook・REST API・Zapier(Webhook経由)・Microsoft Teams・Google Workspace(認定連携サービス経由)・プラグイン・連携サービス400種類以上不明不明
NocoDB Inc.NocoDB月$12(年払い(billed annually)時の月あたり単価。月払いの単価は公式ページに表示が無い。9人分の支払いで席数無制限になる $108/月 の選択肢あり。50,000レコード、20GB、オートメーション10,000回、API 10万回/月。外部データベース接続は非対応)公式サイト月$12(年払い(billed annually)時の月あたり単価。月払いの単価は公式ページに表示が無い。9人分の支払いで席数無制限になる $108/月 の選択肢あり。50,000レコード、20GB、オートメーション10,000回、API 10万回/月。外部データベース接続は非対応)クラウド+自前サーバーFree プランあり(3ユーザーまで・1,000レコード・1GB)不明不明不明Webhook・Slack・Microsoft Teams・Discord・Mattermost・Twilio・Gmail・Outlook・Google Calendar・OpenAI・Claude・Google AI・MySQL・PostgreSQL・SQL Server・Oracle の外部DB接続・AWS S3 ほかのストレージ不明不明
Notion Labs, Inc.Notion月1,650円(1メンバーあたり。🚨 年払い基準の表示(月払いは最大20%高い)。無制限のチャート・無制限のファイルアップロード・Basicコネクト)公式サイト月1,650円(1メンバーあたり。🚨 年払い基準の表示(月払いは最大20%高い)。無制限のチャート・無制限のファイルアップロード・Basicコネクト)クラウドフリープランあり(メンバー数の制限なし・機能に制限)×既定では学習に使用しない(任意参加の AI LEAP プログラムで提供する選択はできる)SOC 2 Type II・ISO/IEC 27001Slack・Google Drive・GitHub・Jira・AsanaZoom・Google Meet・Microsoft Teamsデスクトップアプリ(システム音声+マイク)・ブラウザ(マイクのみ)・モバイルアプリ・音声ファイル取込××
株式会社ロフタルPigeonCloud月1,100円(1ユーザーあたり月額(税抜)。最低5ユーザー(5ユーザーまでは¥5,500固定)。容量100GB。100ユーザー以上は要問い合わせ)公式サイト月1,100円(1ユーザーあたり月額(税抜)。最低5ユーザー(5ユーザーまでは¥5,500固定)。容量100GB。100ユーザー以上は要問い合わせ)クラウド・オンプレ30日間の無料トライアル(3ユーザーまで。継続の無料プランは無い)×学習に使用しない(利用規約第33条「AIモデルのトレーニングに入力データを使用しません」)ISO/IEC 27001Google SSO・Azure AD SSO・Chatwork・Microsoft Teams・Slack・Googleカレンダー(有料オプション)・REST API / Webhook(有料オプション)不明不明
株式会社ドリーム・アーツSmartDBSmartDB要問い合わせ公式サイト要問い合わせクラウド・オンプレ不明×不明ISO/IEC 27017(ISMSクラウドセキュリティ認証)・プライバシーマークSlack・Microsoft 365・Google Workspace・Salesforce・SAP・Oracle・クラウドサイン・DocuSign・Adobe Acrobat Sign・Bill One・SVF Cloud・Domo・Workato・Okta・HENNGE One不明不明
株式会社インターパークサスケWorksサスケWorks月5,000円(月額(税別)。開発者1ID+利用者10IDの計11ID込み。ディスク15GB・アプリ100個・レコード50,000件。年払いの設定は無い。APIとオートメーションは使えない)公式サイト月5,000円(月額(税別)。開発者1ID+利用者10IDの計11ID込み。ディスク15GB・アプリ100個・レコード50,000件。年払いの設定は無い。APIとオートメーションは使えない)クラウド30日間の無料トライアル(クレジットカード登録不要。継続の無料プランは無い)×サスケWorks 自体が学習に使う記載は無く、学習の可否は接続先のAIサービス側の設定に従う(「学習させたくない場合は、AIサービス側で『学習に利用しない』設定を有効にして」)ISMS・プライバシーマーク・ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定API・SUBLINE・ChatGPT(OpenAI API)・AIコネクタ(β版・ChatGPT/Claude)不明不明
株式会社インプリムプリザンター(Pleasanter)プリザンター(Pleasanter)月2,500円(Pleasanter.net。10ユーザ込み・ストレージ0.1GB・サイト50・行数1,000)公式サイト月2,500円(Pleasanter.net。10ユーザ込み・ストレージ0.1GB・サイト50・行数1,000)クラウド・オンプレOSS版(Community Edition)は無償。クラウド版に無料プラン(3ユーザーまで・500行)×不明不明API(Slack・Teams・勤怠管理・BI 等)・Pleasanter MCP(生成AI)・奉行クラウド不明不明

※ 各製品の値は公式サイトの公表値をもとにしています。仕様・料金は変わることがあるため、 検討にあたっては各製品の公式サイトで最新の情報をご確認ください。

TeamLog の公式サイト

TeamLog

TAKE A株式会社

クラウド

表そのものが製品の側で、数式もロールアップもデータベース側にあります。行は会議や Slack の記録から増え、アプリを組み立てる道具ではありません。

  • 数式とロールアップをデータベース側に持つ
  • 会議や Slack の記録から行が増える
  • 行と過去の会議をまとめて AI に聞ける
  • 日本語対応×
  • 日本語対応
  • 専用ハード不要
  • 話者分離
料金
月1,980円(会議30件/月・AI 800万トークン/月)
データのAI学習利用
利用しない
セキュリティ認証
取得なし
外部連携
Slack・Notion・Salesforce・HubSpot・Google Drive・API
入力経路
Meet字幕・タブ音声・マイク録音・ファイル取込
対応する会議ツール
Google Meet

料金プラン

  • Free無料会議10件/月(月次リセット)会議10件/月(月次リセット)・AI 500万トークン/月
  • Standard月1,980円年払いで月1,386円(30%OFF)会議30件/月・AI 800万トークン/月
  • Pro月3,980円年払いで月2,786円(30%OFF)会議 無制限・AI 2,000万トークン/月

向いているケース

  • AppSheet の台帳に手で写している会議の決定事項を、そのまま行にしたいチーム

向いていないケース

  • スマートフォンのアプリを作りたい人。アプリを組む機能はありません
  • フォームから入力を集めたい人

Airtable

Airtable

クラウド

AppSheet が接続先として名前を挙げている製品で、アプリはそのままに行の置き場だけを移せます。数式もロールアップも表の側にあります。

  • AppSheet の接続先として名前が挙がっている
  • 数式・ロールアップ・フォームを条件なしで持つ
  • API を条件なしで使える
  • 日本語対応不明
  • 専用ハード不要不明
  • 話者分離不明
料金
月$24(1シートあたり。年払いなら$20。50,000レコード/ベース、25,000回の自動実行、20GBの添付)
データのAI学習利用
学習に使用しない(Airtable も AI ベンダーも顧客データをモデルの学習に使わない)
セキュリティ認証
SOC 2
外部連携
Slack・Google Drive・Jira・Salesforce

料金プラン

  • Free無料Free プランあり(1,000レコード/ベース・1GBの添付)1,000レコード/ベース、1GBの添付、100回の自動実行
  • Team月$24年払いで月$20(17%OFF)1シートあたり。年払いなら$20。50,000レコード/ベース、25,000回の自動実行、20GBの添付
  • Business月$54年払いで月$45(17%OFF)1シートあたり。年払いなら$45。125,000レコード/ベース、100,000回の自動実行、100GBの添付

向いているケース

  • AppSheet のアプリを残したまま、行の置き場だけ外に出したい場合

向いていないケース

  • 日本語のサポートが必要な会社
  • 自社のサーバーに置きたい人

AppSheet

Google LLC

クラウド

比較の起点になる製品です。表よりアプリが主役で、数式と関連レコードの集計はアプリの側にあり、表を台帳として太らせる使い方には向きません。

  • スマートフォンで使うアプリまで一つで作れる
  • 外にあるデータの置き場へ幅広くつなげる
  • セキュリティ認証の数が11製品で最も多い
  • 日本語対応不明
  • 日本語対応不明
  • データのAI学習利用不明
  • 専用ハード不要不明
  • 話者分離不明
料金
月$5(「$5USD /user/month」。基本的なアプリ/オートメーション機能、スプレッドシートとクラウドファイルストレージへの接続、AppSheet データベース。AppSheet データベースは 2,500行/DB・5DB まで。料金ページの切替は Monthly のみで年払い表示なし。)
セキュリティ認証
ISO/IEC 27001・ISO/IEC 27017・ISO/IEC 27018・SOC 2 Type 2・GDPR・HIPAA
外部連携
Google スプレッドシート・Google フォーム・Google ドライブ・Google カレンダー・Google ドキュメント・Gmail・Google Chat・Google Apps Script・BigQuery・Cloud SQL・Microsoft Excel (Office 365)・Dropbox・Box・Airtable・Smartsheet・Salesforce・OData・Apigee・REST API

料金プラン

  • Free無料無料プランあり(プロトタイプ用・テストユーザー10人まで・AppSheetデータベースは1,000行/DB・5DBまで)アプリのプロトタイプ作成用。「Explore the AppSheet platform and test your apps with up to 10 users at no cost.」テストユーザー10人まで無料。AppSheet データベースは 1,000行/DB・5DB まで(ヘルプの Restrictions, limits, and known issues の表に Subscription plan = Free として記載)。
  • Starter月$5「$5USD /user/month」。基本的なアプリ/オートメーション機能、スプレッドシートとクラウドファイルストレージへの接続、AppSheet データベース。AppSheet データベースは 2,500行/DB・5DB まで。料金ページの切替は Monthly のみで年払い表示なし。
  • Core月$10「MOST POPULAR」表示。「Included in most paid Google Workspace plans」。高度なアプリ/オートメーション機能、アプリのセキュリティ制御、メールサポート。AppSheet データベースは 2,500行/DB・10DB まで。

プランで変わるところ

 FreeStarterCoreEnterprise PlusPublisher Pro
行数の上限1,000行/データベース・5データベースまで2,500行/データベース・5データベースまで2,500行/データベース・10データベースまで200,000行/データベース・ユーザーあたり200データベース(営業経由で行数上限の引き上げ可)2,500行/データベース・10データベースまで

向いているケース

  • 現場が使うアプリを作ることが目的で、表はその裏方でよい場合

向いていないケース

  • 表そのものを台帳として育てたい人。数式と集計はアプリの側です
  • 上位のプラン以外で API を使いたい人

Baserow

Baserow B.V.

クラウド+自前サーバー

オープンソースで行数に上限を設けておらず、数式もロールアップも表の側にあります。自社のサーバーにも置け、画面は表の上のビューとして乗ります。

  • 行数の上限を設けていない
  • 数式・ロールアップ・フォームを表の側に持つ
  • 自社のサーバーに置ける
  • 日本語対応不明
  • 専用ハード不要不明
  • 話者分離不明
料金
月$12(すべてのビュー、XML/JSON/Excel 書き出し、行コメント、個人ビュー、チャートウィジェット、AI機能)
データのAI学習利用
学習に使用しない(Zero Training: 顧客データをプロンプト・出力・表の中身とも自社モデルにも提供元モデルにも学習・微調整に使わない)
セキュリティ認証
SOC 2・GDPR・HIPAA
外部連携
REST API・Webhook・Zapier・Make・n8n・Pipedream・Power Automate・Power BI・Notion・GitHub・GitLab・Figma・Tally・MCP(Claude・Cursor)

料金プラン

  • Open source無料Open source プランが常に無料(行数・ストレージ・オートメーションのクレジットは無制限、外部アプリ利用者500人まで)常に無料。行数・ストレージ・オートメーションのクレジットは無制限。外部アプリ利用者は500人まで。ビューは Grid / Form / Gallery
  • Premium月$12年払いで月$10(17%OFF)すべてのビュー、XML/JSON/Excel 書き出し、行コメント、個人ビュー、チャートウィジェット、AI機能
  • Advanced月$22年払いで月$18(18%OFF)ロール権限、ビュー/列レベルの権限、閲覧・コメント専用ユーザーは無料、SSO、監査ログ、データ同期

向いているケース

  • 行が増え続ける台帳を、上限を気にせず持ちたい場合

向いていないケース

  • 日本語のサポートが必要な会社
  • 運用を自分たちで持ちたくない人

kintone

サイボウズ株式会社

クラウド

日本語で提供されていて行数に上限が無く、数式と自動化と API を条件なしで持ちます。ただし関連レコードを集計する仕組みは持ちません。

  • 行数の上限を設けていない
  • 日本語の画面とサポートがある
  • 数式・自動化・API を条件なしで持つ
  • 日本語対応×
  • 日本語対応不明
  • 専用ハード不要不明
  • 話者分離不明
料金
月1,000円(1ユーザーあたり月額(税抜)。🚨 最小10ユーザーから。初期費用無料・1か月から契約可能)
データのAI学習利用
学習に使用しない(入力データがAIモデルの学習目的で保存・利用されることはない)
セキュリティ認証
ISO/IEC 27001・ISO/IEC 27017・ISMAP
外部連携
Slack(プロセス管理の通知)・Webhook・REST API・Zapier(Webhook経由)・Microsoft Teams・Google Workspace(認定連携サービス経由)・プラグイン・連携サービス400種類以上

料金プラン

  • 無料枠30日間の無料お試し(継続の無料プランは無い)
  • ライトコース月1,000円1ユーザーあたり月額(税抜)。🚨 最小10ユーザーから。初期費用無料・1か月から契約可能
  • スタンダードコース月1,800円1ユーザーあたり月額(税抜)。🚨 最小10ユーザーから。連携・拡張機能つき
  • ワイドコース月3,000円1ユーザーあたり月額(税抜)。🚨 最小1,000ユーザーから。大規模向け

向いているケース

  • 行が増え続ける業務を、日本語のまま載せたい会社

向いていないケース

  • ロールアップで関連レコードを集計したい人
  • 少人数で始めたい会社。最小の契約人数があります

NocoDB

NocoDB Inc.

クラウド+自前サーバー

オープンソースで、数式もロールアップも表の側にあります。ただし API と自動化には月あたりの回数の上限があり、行数はプランで決まります。

  • 数式とロールアップを表の側に持つ
  • 自社のサーバーに置ける
  • 上位のプランで行数の桁が大きく上がる
  • 日本語対応不明
  • データのAI学習利用不明
  • セキュリティ認証不明
  • 専用ハード不要不明
  • 話者分離不明
料金
月$12(年払い(billed annually)時の月あたり単価。月払いの単価は公式ページに表示が無い。9人分の支払いで席数無制限になる $108/月 の選択肢あり。50,000レコード、20GB、オートメーション10,000回、API 10万回/月。外部データベース接続は非対応)
外部連携
Webhook・Slack・Microsoft Teams・Discord・Mattermost・Twilio・Gmail・Outlook・Google Calendar・OpenAI・Claude・Google AI・MySQL・PostgreSQL・SQL Server・Oracle の外部DB接続・AWS S3 ほかのストレージ

料金プラン

  • Free無料Free プランあり(3ユーザーまで・1,000レコード・1GB)3ユーザーまで無料。編集3席・コメント10席、1,000レコード、1GB、オートメーション100回、API 1,000回/月、拡張1つ
  • Plus月$12年払い(billed annually)時の月あたり単価。月払いの単価は公式ページに表示が無い。9人分の支払いで席数無制限になる $108/月 の選択肢あり。50,000レコード、20GB、オートメーション10,000回、API 10万回/月。外部データベース接続は非対応
  • Business月$24年払い時の月あたり単価(月払いの表示なし)。席数無制限は $216/月。300,000レコード、100GB、オートメーション50,000回、API 100万回/月、外部DB接続10、プライベートベース、SAML SSO

向いているケース

  • 自社のサーバーで、行の多い台帳を扱いたい場合

向いていないケース

  • API と自動化を回数を気にせず回したい人
  • 日本語のサポートが必要な会社

Notion

Notion Labs, Inc.

クラウド

数式もロールアップもフォームも表の側にあり、行数の上限がプランで変わりません。表と文書を同じ場所に置ける代わりに、アプリを組む機能はありません。

  • 行数の上限がプランで変わらない
  • 数式・ロールアップ・フォーム・API を条件なしで持つ
  • 文書と表を同じ場所に置ける
  • 日本語対応×
  • 日本語対応
  • 専用ハード不要×
  • 専用ハード不要
  • 話者分離×
  • 話者分離
料金
月1,650円(1メンバーあたり。🚨 年払い基準の表示(月払いは最大20%高い)。無制限のチャート・無制限のファイルアップロード・Basicコネクト)
データのAI学習利用
既定では学習に使用しない(任意参加の AI LEAP プログラムで提供する選択はできる)
セキュリティ認証
SOC 2 Type II・ISO/IEC 27001
外部連携
Slack・Google Drive・GitHub・Jira・Asana
入力経路
デスクトップアプリ(システム音声+マイク)・ブラウザ(マイクのみ)・モバイルアプリ・音声ファイル取込
対応する会議ツール
Zoom・Google Meet・Microsoft Teams

料金プラン

  • フリー無料フリープランあり(メンバー数の制限なし・機能に制限)1メンバーあたり。サブタスク・依存関係・カスタムプロパティを含むデータベース、Notionカレンダー
  • プラス月1,650円1メンバーあたり。🚨 年払い基準の表示(月払いは最大20%高い)。無制限のチャート・無制限のファイルアップロード・Basicコネクト
  • ビジネス月3,150円1メンバーあたり。🚨 年払い基準の表示。Notionエージェント・AIミーティングノート・エンタープライズサーチ・SAML SSO・プライベートチームスペース

プランで変わるところ

 フリープラスビジネスエンタープライズ
リアルタイム文字起こし××
音声・動画ファイルの取り込み××
対面・電話の録音××
話者分離××英語のみ(「Speaker labeling is currently available in English only.」)英語のみ(「Speaker labeling is currently available in English only.」)
話者に名前をつける××カレンダーの予定に紐づいた会議で相手の名前を付ける形カレンダーの予定に紐づいた会議で相手の名前を付ける形
固有名詞の辞書登録××不明不明
録音ボットが会議に入らない××
日本語対応××
専用ハード不要××
AI要約××
決定事項の抽出××
タスクの抽出××
議事録の型を指定できる××
会議中にAIへ質問できる××不明不明
過去の会議を横断して検索××
過去の会議をAIが引く××
根拠の発言に飛べる××
Zoomの会議に対応××
Google Meetの会議に対応××
Microsoft Teamsの会議に対応××
SSO / SAML××不明
会議から起票できる××AIミーティングノート経由不明
サブタスク不明
依存関係不明
カスタム項目不明

向いているケース

  • 表と手順書を同じ場所にまとめたいチーム

向いていないケース

  • 現場が使うアプリの画面まで作りたい人
  • 上限を超える大きさの台帳を持ちたい人

PigeonCloud

株式会社ロフタル

クラウド・オンプレ

国産で日本語の画面があり、一つの表に持てる行数の桁が大きい製品です。API は追加の申し込みで、自動化には回数の上限があります。

  • 一つの表に持てる行数の桁が大きい
  • 日本語の画面がある
  • 数式とロールアップを表の側に持つ
  • 日本語対応×
  • 日本語対応不明
  • 専用ハード不要不明
  • 話者分離不明
料金
月1,100円(1ユーザーあたり月額(税抜)。最低5ユーザー(5ユーザーまでは¥5,500固定)。容量100GB。100ユーザー以上は要問い合わせ)
データのAI学習利用
学習に使用しない(利用規約第33条「AIモデルのトレーニングに入力データを使用しません」)
セキュリティ認証
ISO/IEC 27001
外部連携
Google SSO・Azure AD SSO・Chatwork・Microsoft Teams・Slack・Googleカレンダー(有料オプション)・REST API / Webhook(有料オプション)

料金プラン

  • 無料枠30日間の無料トライアル(3ユーザーまで。継続の無料プランは無い)
  • ユーザー数プラン月1,100円1ユーザーあたり月額(税抜)。最低5ユーザー(5ユーザーまでは¥5,500固定)。容量100GB。100ユーザー以上は要問い合わせ
  • 同時ログイン数プラン月2,200円同時ログイン数あたり月額(税抜)。登録ユーザー数は無制限。5ログインまでは¥11,000固定。容量100GB

向いているケース

  • 行が非常に多い台帳を、日本語のまま持ちたい会社

向いていないケース

  • 自動化を毎日回したい人
  • 追加の申し込みなしで API を使いたい人
SmartDB

SmartDB

株式会社ドリーム・アーツ

クラウド・オンプレ

大きな組織で全社の仕組みとして使う前提の製品で、数式もロールアップも表の側にあります。行数とフォーム入力は公式の記載が無く不明です。

  • 数式・ロールアップ・自動化・API を持つ
  • 大きな組織での利用を前提にしている
  • 日本語の画面がある
  • 料金要問い合わせ
  • 無料枠不明
  • 日本語対応×
  • 日本語対応不明
  • データのAI学習利用不明
  • 専用ハード不要不明
  • 話者分離不明
セキュリティ認証
ISO/IEC 27017(ISMSクラウドセキュリティ認証)・プライバシーマーク
外部連携
Slack・Microsoft 365・Google Workspace・Salesforce・SAP・Oracle・クラウドサイン・DocuSign・Adobe Acrobat Sign・Bill One・SVF Cloud・Domo・Workato・Okta・HENNGE One

料金プラン

  • 無料枠不明
  • 利用料金(個別見積もり)要問い合わせ料金・プラン名は非公開。「料金プランについては『利用料金とサービス内容』からお問い合わせください。」原則1,000名以上規模の企業向け

料金・プラン名は非公開。「料金プランについては『利用料金とサービス内容』からお問い合わせください。」原則1,000名以上規模の企業向け

向いているケース

  • 全社で一つの仕組みとして入れる大きな組織

向いていないケース

  • 小さく始めて自分たちで試したいチーム
  • 行数の上限を確かめてから決めたい人
サスケWorks

サスケWorks

株式会社インターパーク

クラウド

国産で日本語の画面があり、人数のまとまりで契約する形です。API は入口のプランでは使えず、ロールアップは公式の記載が無く不明です。

  • 日本語の画面とサポートがある
  • 数式と自動化を表の側に持つ
  • 行数を後から足していける
  • 日本語対応×
  • 日本語対応不明
  • 専用ハード不要不明
  • 話者分離不明
料金
月5,000円(月額(税別)。開発者1ID+利用者10IDの計11ID込み。ディスク15GB・アプリ100個・レコード50,000件。年払いの設定は無い。APIとオートメーションは使えない)
データのAI学習利用
サスケWorks 自体が学習に使う記載は無く、学習の可否は接続先のAIサービス側の設定に従う(「学習させたくない場合は、AIサービス側で『学習に利用しない』設定を有効にして」)
セキュリティ認証
ISMS・プライバシーマーク・ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定
外部連携
API・SUBLINE・ChatGPT(OpenAI API)・AIコネクタ(β版・ChatGPT/Claude)

料金プラン

  • 無料枠30日間の無料トライアル(クレジットカード登録不要。継続の無料プランは無い)
  • Light Plan月5,000円月額(税別)。開発者1ID+利用者10IDの計11ID込み。ディスク15GB・アプリ100個・レコード50,000件。年払いの設定は無い。APIとオートメーションは使えない
  • Business Plan月15,000円月額(税別)。11ID込み・1,000アカウントまで追加可。ディスク20GB・アプリ200個・レコード100,000件。全機能利用可
  • Enterprise Plan要問い合わせ個別見積り(ASK)。1000ID以上でも可。ディスク30GB・アプリ1,000個・レコード500,000件。専任担当の優先サポート

プランで変わるところ

 Light PlanBusiness PlanEnterprise Plan
API で読み書き×plan ページは「月最大100,000リクエストまで」、ヘルプの比較表は「10,000リクエスト / 日」(公式表記が2つ)plan ページは「月最大100,000リクエストまで」、ヘルプの比較表は「10,000リクエスト / 日」(公式表記が2つ)
データベースの自動化×

向いているケース

  • 決まった人数のまとまりで、日本語のまま始めたい会社

向いていないケース

  • 入口のプランから API を使いたい人
  • ロールアップを確かめてから決めたい人
プリザンター(Pleasanter)

プリザンター(Pleasanter)

株式会社インプリム

クラウド・オンプレ

国産のオープンソースで、自社のサーバーに置けば行数の制限なく使えます。数式もロールアップも自動化も表の側にあり、画面は日本語で読めます。

  • 自社のサーバーに置けば行数の制限がない
  • 数式・ロールアップ・自動化・API を条件なしで持つ
  • 日本語の画面とドキュメントがある
  • 日本語対応×
  • 日本語対応不明
  • データのAI学習利用不明
  • セキュリティ認証不明
  • 専用ハード不要不明
  • 話者分離不明
料金
月2,500円(Pleasanter.net。10ユーザ込み・ストレージ0.1GB・サイト50・行数1,000)
外部連携
API(Slack・Teams・勤怠管理・BI 等)・Pleasanter MCP(生成AI)・奉行クラウド

料金プラン

  • フリープラン(クラウド版)無料OSS版(Community Edition)は無償。クラウド版に無料プラン(3ユーザーまで・500行)Pleasanter.net。最大3ユーザ・ストレージ0.1GB・サイト30・行数500
  • Community Edition(自社サーバ・OSS)無料OSS版(Community Edition)は無償。クラウド版に無料プラン(3ユーザーまで・500行)AGPL。「有償支援が不要であればずっと無料」。ユーザー数・データ量に制限なし
  • ライトプラン(クラウド版)月2,500円Pleasanter.net。10ユーザ込み・ストレージ0.1GB・サイト50・行数1,000

向いているケース

  • 自社のサーバーで、日本語のまま台帳を育てたい会社

向いていないケース

  • 運用を自分たちで持ちたくない人
  • 現場が使うアプリの画面まで作りたい人

ノーコードDBなら TeamLog がおすすめ

AppSheet と TeamLog は、行が生まれる場所が違います。AppSheet は作ったアプリの画面やフォームから人が入力し、TeamLog は会議の記録と Slack のやり取りから行が増え、その行と過去の会議をまとめてAIに聞けます。数式・ロールアップ・複数のビュー・自動化・API はデータベース側に持っていて、画面と請求は日本語と円です。無料は会議10件/月から始められます。

  • 会議と Slack の内容が行になる入力の手間なく行が増えます。AppSheet はアプリの画面・フォーム・接続したスプレッドシートから人が入れる形です。
  • 数式もロールアップもデータベース側にある列に数式を持たせ、リレーション先を集計できます。AppSheet はアプリエディタの App formula と仮想列で組みます。
  • 日本語の画面と円建て、API はプランで閉じないAppSheet の API は Enterprise プランのみで、料金はドル建てです。TeamLog は API をプランで制限していません。

向いているケース

AppSheet で作った台帳に、会議の決定事項や Slack のやり取りを手で写している日本のチーム

向いていないケース

スマートフォンのアプリを作る用途には向きません。TeamLog にアプリビルダーは無く、社外の人がフォームから入力する口もありません(外部からの入り口は Webhook 受信です)。行数は1データベース20,000レコードまでで、AppSheet の Enterprise Plus(200,000行)より小さく、自前サーバーにも置けません。セキュリティ認証は取得していないので、AppSheet が挙げる ISO/IEC 27001 や SOC 2 Type 2、HIPAA が稟議の条件になっているなら候補になりません。

無料で試す

AppSheet と他のノーコードDBのよくある質問

AppSheet の無料プランはどこまで使えますか
テストユーザー10人までの試作用で、AppSheet データベースは1データベース1,000行・5データベースまでです。継続して使える無料プランがあるのは Airtable(1,000レコード/ベース)、NocoDB(3ユーザー・1,000レコード)、Notion(メンバー数の制限なし・1データベース250,000行)、Baserow の Open source プラン(行数もオートメーションも無制限)、プリザンター(クラウド版フリーは3ユーザー・500行、自社サーバ版の Community Edition は無償で制限なし)、TeamLog(会議10件/月)です。kintone・PigeonCloud・サスケWorks は30日間の無料お試しで、継続の無料プランはありません。
AppSheet の行数上限は、どうすれば増やせますか
公式の記載では Enterprise Plus(1ユーザー月$20)で1データベース200,000行になり、そこからは AppSheet の営業担当と相談して引き上げる形です。Enterprise Plus の購入には Google Workspace の管理者権限が必要です。Starter・Core・Publisher Pro はいずれも 2,500行のままなので、価格を上げても Enterprise Plus に行かない限り桁は変わりません。上限そのものを設けていないのは kintone と Baserow、追加で買えるのはサスケWorks(10,000件ごとに月¥1,000)です。
AppSheet のデータベースだけを外部の人に公開できますか
公式ヘルプに「An AppSheet database can't be made public.」とあり、AppSheet データベース単体を公開する形は取れません。サインイン不要で外部に配れるのは Publisher Pro(1アプリ月$50・利用者数は無制限、ただしユーザーのサインインとセキュリティフィルタは使えません)のアプリです。外部の人に入力してもらうだけなら、フォームは無料プランを含めて使えます。11製品でフォームからの入力に条件が付くのは kintone(有料オプション)とサスケWorks(作成は全プラン可、受信にはクレジットの購入が必要)で、TeamLog はフォームを持ちません。
AppSheet と kintone は何が違いますか
AppSheet はアプリを作るツールで、数式と関連レコードの集計をアプリエディタ側(App formula・仮想列)に置き、行数は1データベースあたり Free 1,000行から Enterprise Plus 200,000行まで刻まれます。kintone は表とアプリが一体で、行数の上限を設けておらず、日本語の画面と円建て(ライトコース1ユーザー月¥1,000・税抜)で ISO/IEC 27001・ISO/IEC 27017・ISMAP を取得しています。ただし kintone は最小10ユーザーからの契約で、ロールアップ(関連レコードの集計)には対応していません。
AppSheet の日本語対応と、データのAI学習利用はどうなっていますか
どちらも公式に記載が見つからないため、この記事では「不明」としています。製品サイトに日本語版が無く、ヘルプは日本語で読めますが「AI技術で翻訳」の注記が付いています。日本語の画面が公式に確認できるのは kintone・PigeonCloud・サスケWorks・SmartDB・プリザンター・Notion・TeamLog です。データを学習に使わないと明記しているのは Airtable・Baserow・kintone・Notion(既定では使わない)・PigeonCloud・TeamLog で、サスケWorks は接続先のAIサービス側の設定に従うとしています。NocoDB・プリザンター・SmartDB は AppSheet と同じく記載が見つからず不明です。

AppSheet を続けるか、どこに移すか。条件別の答え

順位は付けません。AppSheet で何を作っているのかと、どこで詰まっているのかから逆に引きます。

アプリを作りたくて AppSheet を使っていて、行数だけが足りないなら。AppSheet はそのままで、データの置き場を外に出す形があります。外部連携には Google スプレッドシート・Excel(Office 365)・Cloud SQL・BigQuery・Airtable・Smartsheet・OData が並んでいて、この11製品のうち AppSheet の接続先に名前があるのは Airtable です。

アプリは要らず、表そのものを育てたいなら。数式とロールアップをデータベース側に持つ製品です。Airtable・Baserow・NocoDB・Notion・PigeonCloud・プリザンター・SmartDB・TeamLog の8製品が該当します。

行数の上限をこれ以上気にしたくないなら。kintone と Baserow は上限を設けていません。プリザンターの自社サーバ版(Community Edition)も制限なしで、有償支援が不要ならずっと無料と公式にあります。

日本語の画面と国内の認証が稟議の条件なら。kintone(ISO/IEC 27001・ISO/IEC 27017・ISMAP、最小10ユーザー)、PigeonCloud(ISO/IEC 27001、最低5ユーザー)、サスケWorks(ISMS・プライバシーマーク)、SmartDB(ISO/IEC 27017・プライバシーマーク、料金は個別見積り)です。

AppSheet の認証の広さが選んだ理由なら。ISO/IEC 27001・ISO/IEC 27017・ISO/IEC 27018・SOC 2 Type 2・GDPR・HIPAA の6つは11製品で最も多く、そのまま並ぶ製品はありません。移る理由が行数や API なら、まず Enterprise Plus で足りるかを先に見ることになります。

会議や Slack の内容を AppSheet の台帳に手で写しているなら。TeamLog です。アプリビルダーとフォーム入力は無く、自前サーバーにも置けず、行は1データベース20,000レコードまでです。